本文へジャンプ
〜〜 ようこそ! 詩吟人生と 詩吟の楽しみのページへ 〜〜

岳精流日本吟院生駒支部






岳精流日本吟院 家元
横山岳精






岳精流日本吟院 宗家
横山精真





大阪岳精会初代会長
恩師故栃本精学先生





大阪岳精会初代副会長
恩師故栃本龍華先生






平和の歌碑(勝ちし人も)
平成20年建立
沖縄県名護市

大きくしてご覧下さい
(写真をクリック)





平成19年度
生駒支部初吟会

大きくしてご覧下さい
(写真をクリック)




平成21年度
生駒支部初吟会

大きくしてご覧下さい
(写真をクリック)




平成22年度
生駒支部初吟会

大きくしてご覧ください
(写真をクリック)




平成23年度
岳精流生駒支部初吟会

大きくしてご覧ください





平成24年度
岳精流生駒支部初吟会
大きく出来ます (写真をクリック)


 
 

       詩吟人生

 私が詩吟と言うものに初めて触れて随分月日がたちました 

 それは大学祭の時でした 何気なく覗いたホールで私は見事な学生の合吟に圧倒されました 

 それはもう強烈な出会いでありました 
 そしてその瞬間に 是だ! 将来 私の進む道はこれだ!と心に決めたのです 
 
 当時私は戦争で死んだ父の撮影した写真作品を見て写真に憧れ写真に夢中でしたので直ぐには行動に移しませんでしたが いつかきっとと堅く心に決めていました
 
 でもその機会は意外と早く遣ってまいりました
 それは2年後の後輩で阪本と言う たまたま詩吟を習っている者がいたのです
 
 詩吟の強力な魅力に引かれ写真部の後輩の紹介で大阪岳風会のとある教室の門を叩きましたのは
青春真っ只中の未だ詰襟姿も凛々しい大学の4回生の時でした

 先生は栃本伸風という当時新進の詩吟の塊のような方でした 
 私はまだ学生でしたので大変可愛がられたように思います

 詩吟のしの字も知らない私はただ先生の真似をして大声で吟じるだけでした

 それでも詩吟が楽しくて楽しくてたまらなかったのです 

 教室で新しく習ったことは忘れないようにずっと口ずさみながら家に帰ったものです 電車の中でももごもご言っていたように思います 
 家では風呂に入って大声で吟じていましたので近所に丸聞こえだったと思います

 卒業後一時仕事で名古屋に住んだり 仕事を辞めて長らく海外を放浪したりしましたのでしばらく詩吟を
離れた時期がありましたが
帰国のあくる日には以前お世話になった栃本先生夫妻を訪ねました
 やっぱり詩吟が好きだったのでしょう 
 日本脱出からすでに丸4年が過ぎていました 突然の私の訪問に栃本先生ご夫婦の喜びは一言では言い尽くせないものがありました

 当時学生運動が盛んで日本赤軍が海外でも暴れていた時期でした

 もしかして私も学生運動に身を投じて もう海外のどこかで野垂れ死んだかと思われてもおかしくない時代でしたので 私の無事で しかも突然の帰国がよほど嬉しかったのかも知れません

 私が無事日本に帰国出来たのは きっと奥様が出発前に手渡してくれた小さな金色の蛙のお守りのお陰だと思いました

 そのお守りは今も大事にしまってあります

 さて私が帰国した時には 栃本先生は大阪岳風会から東京の横山岳精先生率いる岳精会という会派に変わられていましたが私は黙って先生の後に付いていきました 

 それは昭和
51年の11月も末の事でした 
 以来月日が流れ恩師の栃本精学
龍華先生ご夫妻はご他界されましたが今も先生ご夫妻の朗々とした吟声が忘れられません 

 今日私があるのは両先生のお陰です 本当にありがとう御座いました 


 生駒に初めて教場を開くチャンスが訪れたのは平成3年の秋でした 

 会員は1人でしたが毎週日曜日に会員さんのご自宅まで車で指導に伺いました 数年続いたと思います 1人でも大切な会員でしたので一生懸命に指導させて貰いました

 このことが今日の生駒支部の礎になったことは間違いありません その後第二教場 第三教場と立ち上げていきました

 会員は順調に増え 生駒市の自主学習グループにも加盟させていただき毎年秋の楽しい自主グループフェスタにも合吟で出演しています 

 お陰様で私は幸運にも多くの会員に助けられ平成
191月にそれまでお世話になった大阪岳精会から離れて岳精流日本吟院の独立教場を立ち上げました

 発足当時は確か34〜5名でしたが 努力の甲斐あって新しい会員が次第に増えてまいりました

 そして発足から
2年を経ずして平成208月に岳精流日本吟院生駒支部として家元 宗家より認可を頂きました 
 
 思えば私が詩吟にあこがれて入会して以来 長い道のりでしたが 1人の会員から始めた人の輪が雲の様に大きくなり今日があることを感謝し喜びに浸る毎日です 

 私はこれからも命のある限り詩吟にいそしみ微力ながら吟界の末席で精進するつもりです 


 



    To top pege 
  ページの見出しにジャンプします
      
ここをクリック






平成19年度
生駒市自主学習グループ
フェスタに出演





平成20年度
生駒市自主学習グループ
フェスタに出演






平成21年度
生駒市自主グループ
フェスタに出演





平成22年度
生駒吟詠会
女子合吟チーム





平成23年度
生駒吟詠会
自主学習フェスタにて

拡大(写真をクリック)





初吟会で合吟する子供達
平成24年度





平成19年春
大宇陀方面吟行会
大きくしてご覧ください
(写真をクリック)






平成20年度吟行会
吉野川にて

大きくしてご覧ください





吉野神社にて
大きくしてご覧下さい



 
 

〜〜 詩吟の楽しみ 〜〜

詩吟の楽しみはなんと言ってもお腹の底から本当の声を出すことです 
 普段なかなか大きな声を出すことはありませんが 

 詩吟を練習し始めると知らず知らずの内に大きな声を出せるようになります

 大きな声は元気の源です 殊に大勢の吟友と声と心を一つにして
割れんばかりの声量で吟じる合吟の魅力はまた格別です 
 それは合吟で皆の心が一つになるからだと思います 


 詩吟を始めますと練習を重ねるうちに段々と腹式呼吸が出来るようになります

 腹式呼吸は横隔膜を上下させて深呼吸する健康呼吸法の一つといわれていますが 吟声はこの横隔膜を引き上げながら発声しますので
同時に内臓も大きく上下に動かせます

 この事が詩吟をすれば健康によいと言われる所以かと思われます 


 よく私は音痴だから詩吟はダメ とか大きな声は出ないから詩吟は無理 とか言われますが 詩吟の声は決して特別な声ではありません

 普通に声が出る人なら誰でも練習すれば吟じる事が出来ます 普通に会話が出来る人なら誰でも詩吟を楽しむ事が出来るのです 


 また 合吟で心を一つに出来る吟友仲間と各地の名所旧跡を尋ね歴史の舞台に遊ぶのも詩吟の楽しみと魅力の一つです

 詩吟を始めますと古今東西の文人墨客が訪ねて感懐を記した名詩や名文に数多く
出会います その一つ一つを訪ねて歩くのが吟行会の楽しみです

 もちろん吟行会では行く先々のゆかりの地で往事を懐古し 句碑や歌碑に向かって合吟します これがまた何とも言えぬ楽しみなのです 


  詩吟で吟じる漢詩や 短歌 俳句 現代詩はいずれも選り抜かれた そして時代を生き抜いた古典です
 長いものは2000年以上も昔から語り継がれた詩もあります

 有名な李白や杜甫は1200年以上も前の人です また作者の多くは時の天才です また時には大哲学者であったり 英雄であったり 国家の要職にある政治家です

 詩吟を始めると居ながらにして古今の聖人君子の心に触れることが出来ます 

 歴史の好きな人には また新たな楽しみがどんどん膨らみます


  詩吟の会に所属しますと 生活に1年のサイクルが生まれます そしてこのサイクルはいつまでも絶えることはありません

 詩吟の上達は1年ごとの積み重ねです いろいろな行事や発表会を経て
あわてず急がずゆっくり1段づつ階段を上ります

 この階段もまた尽きることはありません 1つの目標が過ぎるとまた新たな目標に向かって進みます この尽きる事のないサイクルが楽しいのです  


  詩吟は息の長い そして一生楽しめる素晴らしい趣味です どうぞ勇気を持て第1歩を踏み出してください きっと明るく楽しい新たな人生を発見するかも知れません           

       平成17年8月  徳田龍臥記 





       岳精流生駒吟詠会の活動

 生駒市生涯学習自主学習グループでも活躍しています

 岳精流生駒吟詠会では毎年10月初旬に開催されます 自主学習グループフェスタにステージ出演いたします

 このフェスタは 展示部門 ステージ発表部門 グループ体験発表など多彩で楽しい催し物が3日間に渡り開催され自主学習グループの最も大事な行事です 







平成21年5月
沖縄岳精会吟友の
出迎えを受ける

大きくしてご覧下さい
(写真をクリック)





平成21年5月
生駒支部昇格記念
沖縄吟行会

大きくしてご覧下さい
(写真をクリック)


沖縄岳精会の比嘉先生ご夫婦の
ご尽力で建立された
 平和の観音像と家元横山岳精の
「勝ちし人も」の平和の歌碑の前で
沖縄の吟友と一緒に治まりました
 この日は快晴に恵まれ
沖縄吟行の最も心に残る
イベントとなりました
沖縄吟友の皆様
ありがとうございました






沖縄
今帰仁城址にて

大きくしてご覧ください






沖縄中部 福木の森で
福木の木陰はとても
涼しげです







沖縄南東部
知念城址にて



     生駒支部昇格記念吟行会で沖縄へ


 岳精流日本吟院生駒支部では支部昇格を記念して平成21年5月に沖縄吟行会を行いました


 沖縄那覇空港には沖縄岳精会の会長であられる百名龍邦先生と城間真風先生の出迎えを受けました

 お忙しい中ありがとうございました また夕方の会席には数名の沖縄の吟友もご参加いただき楽しいひと時を過ごさせて頂きました 

 吟友は何処でもありがたいと思いました


 摩文の平和祈念公園では家元の横山岳精先生の詠まれた 「勝ちし人も」 の短歌を合吟し戦争の悲惨さに涙し 現在の平和に感謝しました


        




         
平和の歌碑で

        

      
家元横山岳精先生の歌碑

   
勝ちし人も 敗れし人も 今はなし

            沖縄の海は 静かなりけり


 翌日は名護湾を見渡す景勝の地銭ケ森に沖縄岳精会の比嘉龍智先生ご夫妻のご尽力で前年の平成20年に建立されました観音様像と並んで建てられた家元先生の短歌 「勝ちし人も」 の 平和の歌碑 を訪れました


 ここでも比嘉龍智先生を始め多くの沖縄岳精会の吟友の出迎えを受けました 沖縄の皆様ありがとうございました
 この吟行会で最も嬉しい瞬間でした

 沖縄の吟友と生駒の会員にとって いつまでも忘れられない時となったことでしょう 本当にありがとうございました             



          

    
        沖縄吟行会での訪問地

       摩文の丘
       姫百合の塔
       知念城址
       古宇利島
       銭が森の平和祈念公園歌碑
       福木の森
       今帰仁城址
       首里城
       守礼の門
       那覇国際通り散策

   
       

 





平成21年秋
信楽へ吟行会
大きくしてご覧ください





平成22年度
中部研修会に参加
上高地に観光

大きく出来ます




平成22年秋の吟行会
酬恩庵 一休寺

大きくしてご覧ください






平成23年春の吟行会
堅田の浮御堂にて
大きくしてご覧ください





坂本日吉神社の鈴





 

           楽しい吟行会

 生駒支部では毎年吟行会を開催しています 吟行会の楽しみは 自然に戯れ名跡を訪ねて歴史に思いを致すことです

 もちろん行く先々で大声で吟じる楽しみは格別です 吟声は湖面に広がり山々にこだまして人の心を洗います
 人は何時の時代でも新しい真理を求めて旅します

 一度行ったところでも時を経て再度訪れればまた違ったものを発見します
 吟行会はそんな楽しみをくれるのです

   


 平成19年 秋   人麻呂 赤人を訪ねて             大宇陀へ

 平成20年 秋   南朝をしのんで吉野へ

 平成21年 春   支部昇格記念で沖縄へ
             沖縄の吟友と合流

 平成21年 秋   狸の里 信楽へ
 

      

         
信楽の狸達


 平成22年 春   中部研修をかねて
            上高地へ

 平成22年 秋   一休寺 宇治 万福寺
            猿丸神社へ


       
         
         
猿丸神社(宇治)


 平成23年 春   琵琶湖 浮御堂 西教寺
            中江藤樹 絃誦の地へ    

       

            中江藤樹の書院
 


岳精流の青空ライブで
「長城」を独吟する

徳田龍臥無門丘 私です
拡大出来ません




詩舞
伴吟は佐藤精堂先生です
大きくしてご覧ください





合吟
「東日本大震災に感有り」
ご指導は
宗家横山精真先生
大きくしてご覧ください




宗家のご指導で合吟する
集まった吟友達

 


 

      岳精流の詩吟青空ライブ

 

平成23年7月17日 岳精流の青空吟詠ライブが横浜のセンター南の駅前野外会場で催されました 私も生駒支部から代表のつもりで参加致しました

 当日は真夏の太陽がギラギラ照りつける暑いい日でしたが開催前には
100名ほどの会員が集まりそれぞれ思い思いの格好でいつもとはまた違う楽しい雰囲気が漂っていました

 私は5番目でしたので直ぐに順番が回ってきました

 堅苦しさは全然ありませんでしたのでのびのびと吟じることが出来ました

 吟じ終わって心に清風が吹くような感動を覚えることが出来ました

 吟題は晩唐の詩人王遵の「長城」を吟じました
 私の好きな詩の一つです

 「及ばず堯階三尺の高きに」の結句が好きなのです

 次々に出場された皆様も吟を心から楽しんでおられるようで爽やかな気持ちの一日でした

 企画をされました青年部や婦人部の皆様ありがとうございました

    平成
23年8月6日 徳田龍臥記

 












  To top page

 
ホームの
トップページからその他 無門丘の全ての項目がご覧いただけます
       
 Home Top へはココをクリック
 


生駒市自主学習のお問い合わせはグループ代表の徳田道代までお訪ね下さい
 生駒j市役所自主グループ窓口でご案内していただけます


 ご意見 お問い合わせなどお寄せ下さい 
 

   
inserted by FC2 system