本文へジャンプ
〜〜 オーロラ ・ ハナと遊んだ日々の思い出 〜〜




ハナが我が家に来た頃
花壇はメチャメチャ





兄弟のプクと
右がハナです






主人も嬉しそう





新しく出来たゲイジで
家の北東側を囲って
広いゲイジが出来ました






新しいゲイジが成って
嬉しそう?

少し大きく出来ます




ハナ4ヶ月の頃






まだ子供です 
やっと耳が立って
凛々しくなりました

大きくしてご覧ください






ハナ門扉の前で




木津川にて
加茂の辺りまでよく
家族で出かけました






矢田丘陵松尾寺にて
間の抜けた顔付きの主人と





ハナ信州野倉に遊ぶ
野倉の佐々木氏を訪ねて
音楽隊と

大きくしてご覧下さい





ハナ 信州安曇野





ハナ 追分梅林で





豊田市足助にて





府民の森のレストハウスで
暗がり峠から徒歩20分





紅葉の府民の森にて





ハナ 府民の森
主人めがけてまっしぐら





信楽にて
ハナ見事な桜の木の下で
大きくしてご覧ください





ハナ琵琶湖に遊ぶ




マムズスタジオにて
主人が柿をむいているのを
大人しく待つハナ

大きくしてご覧下さい




ハナも大きくなりました
府民の森?

大きく出来ます





マムズスタディオにて
川嶋澄子さん撮影

大きく出来ます





我が家のリビングで
大きくしてご覧下さい





マムズスタディオにて
川嶋澄子さん撮影
大きくしてご覧下さい







マムズスタディオにて
川嶋澄子さん撮影
大きくしてご覧下さい






マムズスタディオにて
大きくしてご覧下さい





マムズスタディオにて
大きくしてご覧下さい





マムズスタディオにて
大きくしてご覧できます






白浜で山上さん夫婦と





ハナ寝起きの一枚





紅葉の裏庭で
大きくしてご覧下さい





コタツに寄り添って幸せ!
大きく出来ます





晩年のハナ裏庭で
大きく出来ます








 

  私の人生を変えたハナの思い出

由緒正しいジャーマンシェパードのオーロラ・ハナが我が家に来たのは平成4年11月の初め頃でした

 資料によると9月
23日生まれとなっていますので生後40 日が過ぎた頃です

 両手の平にやっと乗るほどで まだ母親の乳の匂いが残っていたのを覚えています
 
 毛もまだ柔らかい産毛で壊れ物に触れるようにそっと抱いた感触は幸せそのものでした

 そもそも犬でも飼おうかと言い出したのは家内でしたが私は内心しめたと思いました
 私はそれほど犬が好きでしたし子供のときには常に犬や猫が側におりましたので扱にも慣れていました

 タイミングよく友人の写真家で北葛城郡上牧にお住いの竹村氏が仕事先の学校の体育の先生でシェパード大好きの吉岡一也さんから生まれたばかりのシェパードの子供を譲ってもらうことになった時
 竹村氏の口添えで徳田さんもどうですかと言って頂きました

 そのような訳で 二つ返事で私も吉岡先生から譲ってもらうことになりました 
 
 吉岡先生は吉野川の流れる五條市にお住いでしたが わざわざ竹村氏の家まで車で二匹のメスのシェパードの子を連れてこられました

 今度は竹村氏がリレーのように生駒まで車で運んでくれることになりました 

 受け渡し場所は生駒と竹村氏がお住いの北葛城郡の上牧との丁度真ん中付近の平群と言うことになり私はわくわくしながら車でハナを迎えに行きました

 思えば運命の出会いの瞬間でした 
 以来
13年と10ヶ月 ハナと家内と私の思いで深い楽しい生活が続きました 

 シェパードは犬の中では比較的短命犬種と聞いていましたのでとにかく飼ってやるからには短い生命を最後まで大事にしてやろうと思いました

 私の気持ちは直ぐに犬にも伝わり犬も私を大切に思ってくれました


 私たち夫婦の愛情に育まれたハナはどんどん成長し絆は切っても切れないものになって行きました

 ハナが我が家に来た当初は家の玄関で飼っていましたので朝二階から私が降りていくとハナはいち早く私の気配を感じ取り小躍りして喜びました

 会社に出かける時はその動作の一部始終を目で追いかけては心配そうに私を見つめていました
 私が会社から帰ってきたときの喜びはもう大変でした 


 ハナが我が家に来て5ヶ月がたち体も大きくなりました
 シェパードは比較的大型犬でもあるし大人しい家庭犬として育てるために家内とも相談し訓練に出したほうが良いだろうと考え訓練学校に行かす事にしました

 幸い生駒市の北部の高山に犬の訓練所が有りましたのでそこに決めました


 生まれて5〜6ヶ月目は犬の可愛い盛りでしたがハナの将来のためだと自分に言い聞かせ しばらくのお別れとなりました 


 訓練所での別れ際
事情が飲み込めないハナの悲しみはもう想像したくありません
 何事が起こったのかと泣き叫ぶハナの声は悲壮とも聞こえました


 訓練士の話で最初の2週間ほどは会いに来ないで下さいとの事でしたのでハナに会いに行きたい思いをやっと抑えたものでした


 晴れて面会解禁の日には家内と二人で勇んで参りました 係りの方に案内され わくわくして外で待っていますと ハナが訓練士に連れられて こちらに遣ってくるのが見えました

 その時ハナは何かを察知したのか最初落ち着かない風でしたが直ぐに私たちを見つけるといきなり大きな耳を後ろに倒し小躍りしながらぐいぐいリードを引っ張って近寄って来ます
それはもうもう再会の嬉しさで堪えらない様子でした

 そしてつかの間の再会を楽しんで 直ぐまた別れを悲しみ 後ろ髪を引かれながら家に戻るのでした


 そして四ヶ月の訓練の期間が過ぎていよいよ卒業の日何か戦地から帰ってくるわが子を迎えに行くような面持ちでドキドキしながら訓練所に向かいました

 毎回同じ出会いでしたが今回は帰りが違います 無事学業を全うして晴れて一緒に帰れるのです

 訓練士の方々にお礼を申し上げどこか凛々しくなったハナを連れ晴れ晴れとした気持ちで帰路に付いたのは暑い夏の日の午後でした



 ハナが大人しく訓練の成果を出してくれたのは毎日の散歩の時でした 

 主人の横についてリードを引っ張ることもなく従順に歩いてくれました 待て!といえばリードなしで何時までもじっと座って待ってくれました

 でも私のことが気になってしょうがないものですから私がハナから離れると気になって落ち着かない様子が遠くからよく分かりました

 そんな時 来い!と言えば喜んで飛んできました いけない! といえば今遣っている行動を直ぐに止めて次の命令をまってくれました


 でも犬は賢いどうぶつですから主人の心の中まで読み取ってしまいます 元来私は犬に優しいものですから直ぐにあまいと見抜かれていたことでしょう 



 ハナは毎朝夕の散歩が大好きでしたがドライブもまた大好きでした 家内とハナと私でどこにでも出かけました

 もうそれはほとんど休み毎にどこかに連れて行ったものです 

 泊まりで行く時は車の中で大人しく寝てくれました
 当時はまだ今のように車に犬を乗せて出かけるのは少ないほうでしたし
 飼われる犬も小型犬が大半でしたのでハナのように大きなシェパードを車で連れている人はあまり有りませんでした 

 その分どこに行っても人から珍しがられよく注目されて近づいては話しかけてこられました ハナの性格が大変おとなしかったからでしょうか 


 私は暗がり峠近くの棚田で趣味の畑もしておりましたので畑にも必ずハナを連れて行きました

 ハナは私の面白くもない畑仕事をあきもせずにじっと畦に座って眺めておりました

 暑い時は木陰に止めた車の中で寝て待たせました きっと側を通る村人やハイカーは車で寝ているハナをみて驚いたり不思議に思ったことでしょう



 ハナが我が家に来て1年目だったか2年目だったか忘れましたが一度ハナと竹村氏の飼うプクちゃんとを連れて五條の吉岡先生の家に里帰りをしたことがあります

 幸い2匹は仲が良くあまり喧嘩などはしなかったのですが
どちらも私の横に座りたかったらしく狭い車の中で前の座席を奪い合って大変でした

 まァなにせ2匹とも体が大きいのでちょっと焦りました 幸い事故にはなりませんでしたが危ないところでした

 無事五條の吉岡先生のお家に着いて二匹の成長したシェパードを車から降ろすと先生は我が子が帰還したかのように喜ばれました

 2匹を生んだお母さんシェパードのいる少し離れた小屋にも連れて行きましたが 動物の世界のことですから分かりませんが思っていたほどの感動はなかったように思います

 嬉しそうにはしていましたが生後
40日で離れ離れになったのですから無理もありません

 再会を一番喜んだのはきっと吉岡先生だったと思います



 ハナが十歳を迎えた時 成長の記念に大阪の吹田市にある動物写真専門のマムズスタジオで写真を撮りました 

 カメラマンは大学時代に写真部の同級であった川嶋澄子さんです 


 川嶋さんは関西大学の写真部で第1号の女子部員でした
 その頃から子供の写真を撮らすと随一だったと思います

 卒業後しばらく会社勤めをされてから独立され豊中の自宅を撮影スタジオにしてペットの写真撮影を専門に仕事をされていると聞いていりましたので この機会にとハナの写真撮影をお願い致しました



   マムズスタジオのホームページはこちら



 もう秋だったと思います 
 ハナは柿が好きでしたからおやつに柿を持っていきました 

 スタジオに着くと川嶋さんが嬉しそうにハナを迎えてくれました 

 犬の撮影は先ずその犬と仲良くなり犬に安心感与えること そのために最初はその犬としばらく遊ぶのだそうです

 そのうち犬の心も打ち解けてきて自然な形で撮影に入れるのでしょう

 だからこそ彼女の写真が素晴しい評価を受けているのだと思います

 他の写真屋さんの様にコストのことなど考えずにどんどん写真を撮ります

 その頃まだデジカメは主流ではなかったと思います
 全部ネガで撮影されました

 仕上げも丁寧ですので日にちもかかり仮編集が届いたのは相当日がたっていたと思います

 私も写真の見る目は多少有りましたので失礼かと思いましたが自分の好きなように編集を組み替えたりもしました
 出来てきたアルバムは満足のいく素適なものでした 



 撮影して頂いたスタジオの名前は確かmum’s studioだったと思います ご興味のある方はネットでご覧下さい



   マムズスタジオのホームページはこちら



 アルバムは無理を言って二冊作ってもらいました 一冊は皆に見てもらうため 残りの一冊は永久保存のためです

 今でも時々アルバムを見て楽しんでいます


ハナは13才になる頃から急速に足腰が弱りました
 車にも自由に飛び乗ることが出来なくなってきました

 何時の頃からかハナはいつも2階の私のベッドの横で寝るようになっていましたが 元気な時はへっちゃらで上り下りしていた階段も 年をとるとだんだん階段でよくすべるようになりました

 安全のためホームセンターで滑り止めを求めて張ったりもしました
 
 でもついに自力で階段を登れなくなりましたのでしばらくは私が後ろからハナの腰を抱えて登らせて遣りました

 ハナの体重は
32キロほど有りましたのでハナを抱っこして階段の上り下りは少し危険だったのです

 玄関のわずかな段差さえよろけるようになるともういけません

 以後世話をするのも家内と2人係となりました
 それでもハナはいつもの愛くるしい目で私を追い求めてくれるのです

 その後のことはもう書きたくありません 


 ハナがまだ元気だった頃「三途の川で待ってろよ」などと冗談を言っていましたので お別れの時には「三途の川で待たなくてもいいよ」といって遣りました


 そしてその頃習い始めたオカリナを吹いてハナを送りました 

 
 今でも時々夢の中で私に擦り寄ってくる時がありますのでそんな朝はとても幸せを感じます
 ハナと私の絆は今も続いているように思います

 つい先日のことですが何故かハナが誰か他所の人について歩いているのです 

 私は大きな声で「ハナ!」 と呼びましたら直ぐに気が付いてくれ 嬉しそうに耳をキュット下げるいつものポーズで私に駆け寄ってきました 
 もう私は嬉しくて嬉しくて! 

 直ぐに目が覚めたのがとても残念です

 私はハナのお陰で色んなことを学びました
 ハナのお陰で沢山の友人が出来ました
 良い習慣も身に付きました
 ハナと各地に遊び楽しい時を過ごしました

 夏も冬も規則正しく毎朝5時に起きて一緒に楽しい散歩しました 美しい日の出の陽光を浴びて散歩するのは全く気持ちの良いものでした

 私はハナに人前でトイレをさせたくなかったので必ず我が家の庭で先に用を済ませてから散歩に行きました 
 用を済ませた後はすぐに水をまき大も即処理をして綺麗にしてから出かけたものです

 晩の散歩はいつも家内と一緒に出掛けました 時には夫婦のかすがいにもなりました

 信頼の絆はいよいよ深まり私の心はいつも平和で穏やかなものにしてくれました
 私はハナのお陰で楽しい人生を送らせてもらいました
 ハナもきっと楽しい一生だったに違いありません

 
 ハナちゃん本当にありがとう!

 これからもハナとの絆は永遠です


 嬉しいことに昨夜(平成22年12月15日未明頃)またハナの夢を見る!
 もう嬉しくて嬉しくて堪らないように尻尾を振って私の胸に飛び込んで来たのだ 私も嬉しくてハナを抱きしめた 
 余波ふと夢の中で思った え?ハナは確か死んだはずなのに この子は二世だ ハナの二世だと思ってしまう

 夢はやっぱり思い出のあとさきなのか いずれにしても嬉しい夢を見た!


 夢は不思議です



  To top page

 トップページからその他 全ての項目がご覧いただけます








   
   
inserted by FC2 system